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自己破産の口コミ:千葉編

【自己破産を依頼した20代男性の口コミ】

私は大学を卒業後、食品メーカーに就職しましたが3年で退職。
一つの会社に縛られるのが嫌で、その後は派遣社員として働いていました。
子供のころから先生や先輩など上の人間に従うことにはどうにも抵抗があり、最初に就職をした食品メーカーでは、あまり尊敬できないタイプの上司に偉そうにされるのが耐えられなかったのです。

会社などの組織に縛られるのが嫌いな私は、30になるまでには起業して自分の会社を持つのが大学時代からの夢でした。
自分の発想力や実力を頼りに、誰にも縛られず、誰からもこき使われず働く。
これは、やっぱり男として最高の生き方だと思います。

しかしまだどんな仕事で起業しようかというところまでは考えが及んでおらず、派遣社員として働くのもそのための修業期間だと割り切り、さまざまな派遣先で経験を積みました。

そしてある日、派遣先との契約期間が切れたのを機に一人旅に出ることを決意。
次の派遣先に派遣されるまでに間があったので、少し長い期間旅をすることにしました。
これを私は、「自分探しの旅」と位置付けました。
さまざまな地域の文化や食、人々に触れ、起業のヒントをもらうという目的もありました。

そしてこの旅である地方を訪れた時、ふと立ち寄った飲食店でインスピレーションを得ました。
その飲食店は、使っている米から食材、出すお酒まで、全てその土地の名産品を使っていたのです。
「これだ!」
私は思いました。

地元千葉で、千葉の名産品だけを使った飲食店をやる。
そうすれば他県から来る観光客の来店が見込めるし、地元千葉にも貢献することができます。
しかも、食品メーカーで3年働いた経験も生かせます。
あの無能な上司に怒られまくった3年間の会社員生活も、きっと飲食店経営の成功のために必要な事だったに違いありません。
そう考えると、明るい未来が見えた気がしてワクワクしてきました。
私は予定を繰り上げて一人旅を終え、さっそく起業のための準備に取り掛かりました。

友人や家族に飲食店起業のことを話したところ、全員から反対されました。
「脱サラして飲食店だなんて本気で言ってるの? 」「そんなにうまくいくはずがない」「お前は甘い」「お金はどうするの? 」など。
親父には「そんな夢みたいなこと言ってないで、さっさとどこかに正社員として就職しろ」と言われました。

みんな勝手だなと思いました。
それはもちろん、リスクはあると思います。
でもそんなの、やってみなければわかりません。
挑戦もせずに外野で騒いている彼らよりも、自分の方がよほど価値がある存在だと確信しました。
ですから、周りの勝手な忠告は無視することに決め、飲食店起業だけを見据えることにしました。

飲食店を開くには……。
調理師免許が必要ならさっそく調理師専門学校に通わなくてはと思っていましたが、ネットで調べたら必ずしも調理師免許は必要ないとのこと。
食品衛生責任者の資格を取得する必要があるということと、店の収容人数によっては防火管理者が必要だということが分かったので、さっそく取得することに。
どちらも講習を受ければ1日で取得することができ、費用もさほど掛かりませんでした。

あとは飲食店を開くための物件探しです。
多くの人に来てもらうには、やはり駅近の物件というのは外せません。
しかしさすがに駅近の物件は高いので、厨房や什器等の残った居抜き物件を探すことにしました。
厨房の工事費が抑えられればかなり費用が抑えられますし、賢く飲食店を開業することができます。
私は、駅近のある居抜き物件に一目ぼれをし、契約をすすめました。

居抜き物件と言っても結局内装が私のイメージしているお店に合わなかったため工事しなければならない箇所も多く、私の貯金ではとても足りません。
物件の契約にお金が必要だったため、銀行からの融資を受けようと申し込みをするも、融資を見送りますとの連絡をいただいてしまいました。
自己資金が少なかったせいか、雇用形態が派遣社員だからなのかは分かりません。
私は焦りました。
もう契約を進めてしまっていたので、お金が必要でした。
ネットで調べ、日本政策金融公庫というのがあるらしいのでそちらにも申し込みをしてみたところ、否決。

仕方がないので、消費者金融数社のカードローンを申し込みし、そこから借りたお金で何とか物件の契約を済ませました。
金利が高いのが気になりましたが、これも店が軌道に乗れば問題ないと考えました。
まだ派遣として働いていたので、カードローンの借り入れはその給料で返済。
店のオープンと同時に、派遣は辞めることにしました。

店のコンセプトは、とにかく「千葉県の食材だけを使った料理をお客様に提供する」ということ。
米は千葉県産のコシヒカリを使用。
もちろん調理に使うしょうゆも、千葉県で作られたものです。
そのほか、野菜なども地元産に徹底的にこだわりました。
そして千葉と言えばやっぱり落花生なので、落花生を使った創作料理なども考案しました。

準備に準備を重ね、ついに店がオープン。
反対していた家族や友人も頻繁に店に足を運んでくれましたし、やはり駅近ということもあって売り上げはなかなか順調でした。

しかしです。
メニューの価格と食材の価格が釣り合っていなかったためか、徐々に店は赤字に。
地元産のものにこだわっているため、やはりその分コストがかかってしまうようです。
だからといって、地元産以外の食材などを使うのは、店のコンセプトに反してしまいます。
私は仕方なく、それぞれのメニューの価格を値上げすることに決めました。

すると、当然ながらこれまでよく足を運んでくれていたお客様もあまり来てくれなくなってしまいました。
もちろん、私だってもっと安い価格でお客様に地元の食材を使った料理を楽しんでもらいたかったです。
でも、このままでは店の赤字は増える一方なので仕方がありません。
グルメ情報の口コミサイトに、私の店について「価格が高すぎる」という口コミが多数書き込まれているのを見てショックを受けました。
口コミの影響もあるのか、客足はどんどんと鈍くなり、食材の仕入れや水道光熱費を支払うのも厳しい状況になりました。
そして、カードローンの返済も滞りがちになってしまいました。

結局、全てのカードローンで限度額いっぱいに借入をし、借金は数百万円以上に膨らんでしまいました。
それだけでは足りずに、もともと持っていた数枚のクレジットカードのキャッシング枠まで使ってしまったのでさらに借金が膨らんだうえに、とうとう、もうどこからも借り入れができない状態に陥ってしまいました。

消費者金融からは、督促の電話や書面が届くように。
それが余計に、私を精神的に追い詰めました。
当然これ以上どこからもお金を借りられませんし、親兄弟にもみっともなくてお金がないことを相談することができません。
結局、食材の仕入れや水道光熱費などをまかなうことができず、私は店を閉めざるを得なくなってしまいました。

この時点でもかなりの借金を抱えているうえに、収入のあてもなく返済のめどが立っていなかったのですが、さらに追い打ちをかけるように、店の撤退費用が払えないという事態に。
これではもう、どうにもなりません。
この世の終わりのような気持ちになりながらネットで情報を探していると、借金問題は弁護士や司法書士などに相談することができるという事を知りました。

しかし弁護士に相談すると言っても、今お金がありません。
でも、このままではどうにもならないので、無料相談ができるところに相談をしてみることにしました。

すると、私の今の状態なら自己破産をすることをおすすめしますと言われました。
幸い私は独身で独り暮らしですから、誰にも迷惑をかけずに済みます。
持ち家もありませんし、家を手放さなくてはいけないということもありません。
自己破産をすると長くて10年程度ブラックの状態になってしまうことや、官報に載ってしまうなどのデメリットがあるそうですが、知人にバレる可能性は高くなさそうなので、自己破産を検討することにしました。

自己破産か……。
人生の落伍者になってしまったようで正直プライドが許しませんでしたが、もうそんな事を言っている場合ではなさそうです。
恥を忍んで親父に相談をしたら、そうするのがいいだろうと言われ、弁護士費用も用立ててくれることになりました。
そのお金を使い、無料相談した弁護士に正式に依頼をすることに決めました。

正式に依頼をしてからほどなくして、消費者金融などからの督促がストップしました。
これだけでも、正直気分が全く違います。
手続きには比較的長い期間を要したものの、免責が決定し、無事に自己破産をすることができました。

自分がこのような境遇になる前までは、自己破産なんてするもんじゃない、したら終わりだなどというイメージを持っていましたし、自己破産をする人のことを軽蔑していました。
しかしそれは、全くの偏見だったのかもしれません。

私は弁護士さんにお願いして自己破産をしていただいたことで借金がなくなり、今は生まれ変わったような気分です。
本当に自己破産して良かったと思っていますし、もっと早くすればよかったかもしれません。
手続きをしていただいた弁護士さんにも感謝しています。
でも、お金を借りて結果的に自力で返済できなかったことは事実ですから、そのことを忘れてはいけないと思っています。
深く反省し、同じことは二度と起こさないように、地道に頑張って行こうと思っています。

脱サラをして私のように飲食店を開いたり、会社を立ち上げたりした人の中には、事業が赤字になり苦しんでいる人も多いと思います。
どうにもならないと悩んでいるなら、やはり専門家に相談するしかないと思います。
そんなのお金がかかるし……と考える人もいると思いますが、早めに解決しないとさらに借金は増えてしまいますよ。
後払いや分割払いに対応してくれる弁護士や司法書士もいます。
とにかく、まずは相談です。
無料で相談できるところもたくさんありますし、初めはメールで相談ができるところもあります。
いろいろと調べてみて、自分に合いそうなところを探すのがいいと思います。

結果的に私はとんでもない失敗をしてしまいましたし、甘かったと思っています。
しかし、それを恥じることはしないと決めました。
この失敗で学んだことはたくさんありましたし、なにより、挑戦することができたということに価値があると思っています。
挑戦できたことを誇りに思いつつ、借金を返済できなかったことについては深く反省し、これからの人生を歩んでいきたいと思います。

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